大人の恋にはバツがつきもの?

ラブコメやラブロマンス、ヒューマンなどの洋画を見るのが好きです。中年と言われる年代になり、選ぶ映画も「大人の恋愛」をテーマにした作品を観ることが多くなりました。

素敵だなあ、こんな恋愛憧れるなあ、と思う作品も多くどれも気に入っているのですが、近頃気づいてしまったんです。

だいたい、主人公である女性(女性が主人公のものを観ることが多いかな)は、離婚経験者、もしくは、伴侶と死別。という設定なんですよね。離婚と言っても、泥沼離婚ではなさそうです。価値観の不一致もしくは、夫のだらしの無さに嫌気が差した系。相手から慰謝料の支払い滞納に困った様子などはなさそうです。(あるのかもしれません。離婚後それなりに苦労はしている雰囲気は垣間見えます)

そして、たいてい(私の見た映画の中の大抵ですが)娘が1人います。女友達のように主人公の女性とは仲が良く、理解のある美しい娘です。

そして、彼女達はクリエイティブな職業に付いていて、経済的にも自立しています。

  • 結婚経験あり→伴侶とは円満離婚
  • 一人っ子の娘有り
  • やりたい仕事を持っていてそこそこ裕福

おまけに、もちろん美人です。

この設定でないと、ドラマティックな映画に仕上がらないのですよね、きっと。

離婚後、子育てに奮闘し、独りで生きていくと心に決めたものの、ちょっと物足りなさや寂しさがあって、ひょんな出会い(最初はまさかこんな人ありえない!と嫌い合う関係だったりもする)で知り合った男性と心が通じ合って惹かれ合う。という感じ。そしてもちろん相手の男性はたいていきちんと仕事を持っているリッチマンです。自身で会社を経営している社長さんだったりします。

女性として、色々な経験を積んでいるからこそ魅力的、とでも言っているのでしょうか。

これが結婚経験のない独身女性だとちょっと人物像に深みが出ないのかもしれませんが、それはそれで作品化は可能だと思います。

これが既婚女性になると、ただの下世話な不倫話になってしまう。全然ダメですよね。

私は既婚者で子どもが2人います。夫とも仲は悪くはありませんが、夫に恋愛感情を今でも持っているかというとそれはないですよねえ。同居している同志といった感じです。この先私たち夫婦の間にドラマティックな展開や、もう一度あの頃のように「お互いを求め合う(!?)」こともまあないでしょう。

そう考えると、映画の主人公である女性像がかなり羨ましく思えてしまいます。

私の人生はドラマ化もされない平凡な人生なのかあ。と。

色々な意見もありますし、ものの見方・角度も様々ですよね。ないものねだりとも言われます。なのでここに引っかかってもしょうがないのですが。

フォローしているブロガーさんが、いつかの投稿でおっしゃっていました。(その方は子育てが終わられご主人と2人で仲良く暮らしていらっしゃいます)

夫とのこの先の人生に覚悟を決めた。

と。

夫とのこれからの人生について、色々と思うことはあります。ドラマティックな展開は期待できないけれども、私も覚悟を決めてこれからの人生を生きて行かないといけないのだと腹を括るしかありません。

そのためには、相手には多くを求めすぎず、いつも「ありがとう」の気持ちでいることが大切だなと思います。

そして、嫌なことも、相手への不満も、時と場合を選んで、ユーモラスに伝えていけたらと思っています。

タイミングってとても大切で、明るく楽しい雰囲気で、でも相手に一応伝えることができる場合と、今同じことを言っても喧嘩になるだけだな、というタイミングがあるんですよね。不思議。

たいていのことはユーモアに変えてしまえたら、人生ハッピーかなって思っています。

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この記事を書いた人

「LOVE & HUMOR」愛とユーモアをモットーに毎日の暮らしを楽しくハッピーに暮らしたいと心がけています。

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