[予防栄養学]油は原材料と精製法がカギ

予防栄養学を学び、自分と自分の周りの大切な人の健康のために食材選びには気をつけるようになりました。

我が家は私と夫、息子と娘の4人家族です。夫は和食を好みますが、子ども2人はまだまだ育ち盛り。がっつりした食事を作ることがやはり多く、揚げ物は頻繁に作ります。

唐揚げ、豚カツ(チキンカツ)、コロッケ、春巻きなどなど。

レパートリーから揚げ物を取り除くと何作ったらいいんだろう!と慌ててしまうほどに結構揚げ物が食卓にあがります。

揚げ物って聞くだけで高カロリーで油っこいと敬遠される場合もありますが、まだまだ美味しく揚げ物を食べたい。だからこそ揚げ油については注意が必要だと思っています。

みなさん、ご家庭ではどんな油で揚げ物を揚げていますか?

我が家は「こめ油」を使っています。少し前までは「サラダ油」や「キャノーラ油」を使っていたのですが、その原材料について少し不安を感じるようになったからです。

まず、サラダ油は大豆やとうもろこしなどを原料にしている油で、キャノーラ油というのは菜種油の一種でセイヨウアブラナを品種改良したキャノーラ種から取れる油のことを言います。

まずはこの原料ですが、サラダ油やキャノーラ油の原料とされている大豆、とうもろこし、菜種はアメリカで作られているものが多く、遺伝子組み換えのものがほとんどなので抵抗感があります。

そして油の精製過程も注意する点です。

油の抽出方法にはヘキサンという溶剤を使って油分を抽出する方法「抽出法」と、原料を圧搾して油を搾り出す「圧搾法」の2種類の方法があります。

ヘキサンという溶剤の発がん性については様々な実験データがあるようですが、やはり伝統製法である「圧搾法」が安心で安全なのではないかと思っています。

少し前まで私は「こめ油」なら体にも良いと思っていて、スーパーなどでは、サラダ油等よりも少し高価にはなりますがこめ油を選んで購入していました。サラダ油やキャノーラ油が遺伝子組換えの原料を使用していて尚且つ溶剤を使用した抽出法で製造されたものであるのであろう、という認識はあったので避けていましたが、こめ油であっても、抽出法を取り入れているものの方が多く出回っていることが抜け落ちていました。

良く調べてみると、「圧搾法」で製造されたこめ油にはその記載がパッケージなどにもあります。もちろんですよね、そこが売りなのですから。ならば、敢えてどのように抽出されているかの記載のない商品は溶剤を使用した「抽出法」で製造されている商品だということかなと思うのです。

せっかく「体に良いものを家庭で使いたい」と思っているのに、中途半端だったなと思っています。

  • 原材料は米(国産)であること
  • 圧搾法で抽出されていること

これを満たしている商品がネットで購入できました。やはり価格は店舗で販売されているものよりは高価でした。でも、大切な家族のために使用するのであれば、それは価値のある選択かなと思って、心まで満たされるので不思議ですよね。

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この記事を書いた人

「LOVE & HUMOR」愛とユーモアをモットーに毎日の暮らしを楽しくハッピーに暮らしたいと心がけています。

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